わくわく関西、大阪の工場見学!おとなも子供も楽しめる社会見学体験レポート

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「江崎グリコ記念館」社会見学レポート|完全予約制の無料ミュージアムでグリコの歴史に触れる!

江崎グリコ 本社

〒555-0021 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目6−5

www.glico.com

江崎グリコ 本社公式ウェブサイト

 

 

【江崎グリコ(Glico) 江崎記念館 社会見学記】創業者・江崎利一の情熱に触れる!大阪・西淀川でグリコの歴史と未来を学ぶ

 

こんにちは、今回は大阪市西淀川区にある「江崎記念館」へ工場見学に行ってきました。

 

場所はJR東海道本線「塚本駅」西出口から徒歩約16分ほど。住宅街の一角に突如として現れるグリコの本社ビル。

 

あの「ゴールインマーク」でおなじみの企業、江崎グリコの本拠地です。

 

ネットで事前予約を済ませ、当日はグリコ本社入口にてスタッフのお迎えを待ちます。

 

しばらくすると向かいの敷地からスタッフが登場。

 

そして向かったのが、江崎グリコの歴史を紐解く場所「江崎記念館」です。

 

【兵庫・神戸のグリコピア神戸で無料の工場見学。ポッキー製造過程や体験コーナーも充実した家族で楽しめる社会見学施設。 - わくわく関西、大阪の工場見学!おとなも子供も楽しめる社会見学体験レポート】はコチラ!

 

 

画像出典:公式 江崎グリコ 本社 HPより引用

江崎記念館の見学について:予約・アクセス・注意点

江崎記念館の見学には【完全予約制】となっており、事前予約が必須です。当日予約は受け付けていないため、訪問を検討される方は必ず余裕をもって公式サイトからご予約を。

 

■見学の基本情報

  • 見学日:月曜~金曜、第1・3土曜日のみ

  • 休館日:第1・3以外の土曜、日曜・祝日、夏季・年末年始、臨時休館日

  • 見学時間(各60分):
     ①10:00~11:00
     ②11:30~12:30
     ③13:00~14:00
     ④14:30~15:30

  • 予約方法:
     一般(8名以下)はWeb予約
     団体(9名以上)や福祉団体は電話(06-6477-8257)で1週間前までに要予約

  • 入場料:無料

※予約がない場合は入場できませんのでご注意を。

江崎記念館 予約番号取得フォーム | 【公式】江崎グリコ(Glico)

 

 

■♿バリアフリー対応について

館内は階段のみでエレベーターは設置されておらず、完全なバリアフリーではありません。ただし以下の配慮があります:

  • 1人用イス式階段昇降機あり(要電話申込)

  • 貸出用車いす(1台)あり

  • 介助が必要な方は介助者の同伴が必要(人数も含めて予約)

  • 補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)同伴可(予約時に申告必須)

また、2階展示フロアでの見学の際にスタッフの介助が必要な場合は、事前の連絡が推奨されています。

 

 

■🚃江崎グリコ記念館アクセス🚙

  • 住所:〒555-8502 大阪市西淀川区歌島4-6-5

  • 電車でのアクセス:
     - JR東海道本線「塚本駅」西出口から徒歩約16分
     - JR東西線「御幣島(みてじま)駅」から徒歩約18分

◆🚃障害者割引制度のご案内|JR東海

 

 

  • 車でのアクセス:
     - 阪神高速11号池田線「塚本出口」より約12分(普通車)
     - 名神豊中インター・伊丹空港方面からもアクセス良好

◆🚙有料道路における障がい者割引制度についてのご案内 | NEXCO 西日本の高速道路・交通情報 渋滞・通行止め情報

 

 

※来館者用の無料駐車場も若干数用意されています。希望される方は、予約時に申告が必要です。

 

■その他注意点

  • 当館には工場見学施設はありません(展示中心のミュージアムです)

  • 日本語のみの案内です。通訳が必要な場合は、同伴者も含めて事前に申し出が必要です

  • セキュリティの都合上、予約時間より早く来ても入館できません(受付または駐車場で待機)

  • 聴覚・言語障がいのある方専用の連絡先メールあり
     (予約前に公式サイトを確認のうえ連絡)
     📧 Glico-Museum.web@glico.com

 

  •  江崎グリコの歴史に触れ、創業者の想いや革新性に触れることができる江崎記念館。事前準備が少し必要ですが、無料で非常に充実した見学ができるので、ぜひ機会があれば訪れてみてください。

 

さっきいた江崎グリコ(Glico)本社が見えます。

江崎グリコの現在の本社は、以前の場所から向かいに移転しました。以前は本社前に広場がありましたが、現在はその広場が本社になっています。

 

江崎グリコの原点が詰まった場所へ

記念館の玄関付近には、グリコ商品の象徴とも言えるアーモンドの木が。実がしっかりとついていて、ここでも企業アイデンティティを感じさせてくれます。

 

江崎記念館 江崎グリコ(Glico)

〒555-8502 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目5−5

www.glico.com

江崎グリコ記念館公式ウェブサイト

 

江崎記念館1階フロアーに案内。私たちが予約していたのは、14時30分からの回。各枠2組限定という少人数制で、混雑なくゆったりと見学できます。

 

時間はまだ14時10分頃でしたが、他の組も来ていなかったのですが、少し早めに見学スタートとなりました。

 

まずは映像で創意工夫物語創業者・江崎利一の想いに触れる

案内された2階のシアタールームでは、まず創業者・江崎利一氏の人生と創業の背景を10分ほどの映像で学びます。

 

栄養菓子「グリコ」の誕生秘話、戦後の苦難、子どもたちへの健康と夢への想い……。利一氏の情熱と信念がぐっと胸に迫ってきます。

 

この時点で、グリコというお菓子がただ甘くておいしいだけではない「想いの詰まった存在」だということを実感しました。

 

シアタールームで映像を見終えると、アンケート用紙、定番の「ビスコ」と「ビスコ発酵バター仕立て(5枚入り)」をそれぞれ1つずつ×人数分、お土産としていただきました。

 

見慣れた赤いパッケージのビスコはもちろん、発酵バター仕立ては少しリッチな味わいが楽しめる大人向けの一品。お菓子のプレゼントって、何歳になっても嬉しいものですね。

 

創業時のグリコの配達車(複製)

続いて展示室へ。最初に目に飛び込んできたのは、創業当時のグリコ配達車(複製)。

 

なんとハートマーク付き!さすが「一粒300メートル」のキャッチフレーズを打ち出したグリコらしい可愛さ。

 

江崎グリコの商標の変遷

展示室には「グリコ」の商標の変遷も展示されています。

 

1922年に誕生した「ゴールインマーク」は、創業者が子どものゴールシーンを見てひらめいたそう。

 

時代に合わせて何度もロゴがアップデートされてきた歴史には、企業の柔軟性と進化を感じました。

 

初期は「チョコテック」!?ポッキー誕生秘話

 

グリコと言えば「ポッキー」も外せません。

 

初期は「チョコテック」という名前で販売されていたこと、試験販売時に“ポキン”と折れる音をもじって「ポッキーチョコレート」となったという開発秘話は、実に興味深いものでした。

 

「第2の栄養菓子」として開発されたビスコも展示されています。

 

胃腸の働きを助ける酵母入りのクリームビスケットという発想は、創業者の「健康第一」の理念そのもの。

 

真空釜(1930)創業時にグリコを練ったしゃもじ(社宝)

 

さらに目を引いたのが、創業時にグリコを練るために使っていた真空釜やしゃもじ(社宝)、そしてハート型ローラー。当時の手仕事の温かみを感じさせる道具たちが、グリコの原点を物語ってくれます。

 

創業時のハート型ローラー

当時やわらかいキャラメルをハート型にするなんてよく考えられていますね。

 

昔のお金10銭

 

自動販売機に映像!?先進的すぎる販促技術

驚いたのは、戦前にすでに「映像付き自動販売機」が存在していたという事実。

 

10銭を入れると宣伝映像が流れ、終了後にキャラメルと2銭のおつりが出るという仕組み。

 

当時としては革命的な仕掛けに驚きを隠せません。今で言う「デジタルサイネージ」の先駆けですよね。

 

道頓堀グリコネオンの歴史

大阪・道頓堀のランドマーク「グリコネオン」の展示もあります。

 

昔は大掛かりな模様替えだった看板も、今はLED仕様で一瞬にして切り替えが可能。

 

まさに技術の進歩を感じます。

 

江崎利一氏の人生がつまった一室

創業者・江崎利一氏が実際に使っていた部屋も再現されており、家具や調度品も当時のまま。

 

利一は大変頭がよく首席で卒業。家業の薬屋を手伝い、利一の父が良く保証人なり、多額の借金を残し早くに他界。利一が借金の肩代わりをする。

 

返済に薬屋では到底間に合わないと考えた利一は、登記代書業も始める。やはり利一は頭が良いんですね。

 

利一はのちに大樽で葡萄酒を仕入れ、それを瓶詰め小分けにし葡萄酒の小売業で大きな財を築いた。

 

その後、漁師 たちが作業している小屋を のぞいてみると、カキを鍋で茹でていた。鍋からこぼれる煮 汁を見て、利一はいつか読んだ新聞記事を思い出した。

 

グリコーゲンは 特にカキに多く含まれている?

 

利一は、この煮汁にグリコーゲンが入っているのではないか?そう思い、煮汁を分けてもらい、家に帰り調べてみると、グリコーゲンが多く含まれていることがわかる。

 

そこで薬にしてみてはと考える?当時はグリコーゲン入りの薬が他社ですでに販売されていたみたいです。

 

そこで当時大人気であったキャラメルにグリコーゲンを入れることを思いつく。

 

当時はキャラメルは他社からも売り出されており、後発だったんですね。

 

利一は、大樽で葡萄酒を仕入れ、それを瓶詰め小分けにし葡萄酒の小売業で築いた私財を全て注ぎ込み江崎グリコの原型になったんですね。「社名の江崎グリコのグリコは、グリコーゲンから来てるみたいです。」

 

 

栄養菓子の誕生と「一粒300メートル」

グリコの由来は、カキに多く含まれる「グリコーゲン」から。グリコーゲンを含んだキャラメルを作るという発想が、後の「グリコ」に繋がっていきます。

しかも、「1粒300メートル」のフレーズも、実際に計算してカロリーを調整して作られたというから驚きです。ただのキャッチコピーではなく、しっかりと裏付けがあったとは。

彼の人生はまさに「創意工夫」と「信念」の塊。

 

おまけ文化の世界へ

江崎記念館の目玉の一つが「おまけ」のコーナー。

 

約4000点にも及ぶグリコのおまけが、時代別・テーマ別に展示されています。

 

特に印象的だったのは、おまけが「男の子用」「女の子用」に分かれていたこと。

 

子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、おまけ開発をしていたんだろうなと、ほっこりした気持ちになります。

 

今後も倉庫に眠っているグリコのおまけが順次展示されるみたいです。今後も期待です。

 

中には造幣局で製造されたメダル型おもちゃまで展示されていて、「ここまでするの!?」と驚きの連続でした。

 

娘がしおりに江崎記念館の記念スタンプ

 

見学の終盤には、娘が記念スタンプをぺたり。江崎記念館オリジナルのしおりに押させてもらい、大切な思い出となりました。

 

江崎記念館売店

最近はあまり見かけないアーモンドグリコを発見です。

ビスコ保存缶。保存食としても優秀なビスコ保存缶(なんと製造日から5年6ヶ月保存可能)も。

 

最後は売店へ。最近はあまり見かけない「アーモンドグリコ」や、保存食として優秀な「ビスコ保存缶」をお土産に購入。

 

見学の記念として、大切にいただきたいと思います。

 

 

江崎記念館は“お菓子以上”の体験ができる場所

江崎記念館の見学は、単なる企業ミュージアムにとどまりませんでした。

 

創業者の人生に触れ、グリコのものづくりに込められた理念を学び、そして懐かしのおまけにワクワクする。

 

「お菓子ってこんなに深いものなんだ」と、改めて感じさせてくれる時間でした。

 

子どもから大人まで、家族みんなで楽しめる内容になっており、しかも事前予約さえすれば無料で見学できるのは本当にありがたい限りです。

 

おしまい。

 

www.kabusikitousi.net

 

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